
なぜ中国輸入でOEMを行うのか?
その最大の理由は、
他の商品との差別化にあります。
例えば、あなたがスーパーに行ったとします
スーパーAでは卵が1パック190円
一方スーパーBでは1パック270円

ほとんどの人は、当然
安い方=スーパーAを選ぶでしょう。
しかし、もしスーパーBの卵が
全て双子卵(黄身が2つ)だったとしたら?

例え価格が高くても、
「ちょっと違う」
「面白い」
「価値がある」
と感じたお客さんが一定数、
スーパーBを選ぶでしょう。
これがまさに差別化です。
※まー全て双子卵ってのは無理がありますがw※
でも、卵という“ありふれた商品”でも、
ちょっとした違いを加えるだけで
「選ばれる理由」が生まれる。
OEMは、まさにこの
“違いを作る”ための手段です。

そこで私は過去に、
徹底的にリサーチしました。
どんな商品がライバルと差別化しやすく、
勝ちやすいのか。それを探るために。
その中で気づいたことがあります。
それは、
「重くて大きい商品はライバルが少ない」
という点です。
たとえば家具などはライバルが少ないです。
韓国ブームもありますし、
韓国ドラマに出そうな家具は売れるでしょう。

しかし同時に、重くて大きな商品には
明確なデメリットもあります。
国際送料も、日本の国内送料も
中国の国内送料も高く、
在庫スペースを圧迫し、
保管コストや梱包の手間も大きい。。。
売り上げを上げる為に量を扱うには、
あまりにリスクが高すぎました。

アリババでリサーチすると
160元であって
楽天で【韓国 チェア】でリサーチすると
12680円ぐらいで売ってます。
仮に1元21円計算で3360円仕入れです。
超高い送料を払っても利益は残りますが…
保管料や保管場所、
大きい商品を取り扱う手間…
それらを考えると…
例え利益が少し下がっても、
小さくて扱いやすい商品に、
小さな改良を加えて差別化する方が、
ずっと現実的で再現性が高いと思いました。

さらに、
モバイルバッテリーやワイヤレスイヤホン
などの
“人気ジャンル”に参入するのもNGです
一見魅力的に見えますが、
実際には大資本の中国人セラーや
国内大手が市場を独占していて、
後発組が勝つ余地はほとんどありません。
※モバイルバッテリーはPSEも必要ですし※

だからこそ私は、
初心者が無理なく始められて、
かつ差別化がしやすい、
「小さな商品 × 小さなOEM改良」こそが、
成功の近道だと確信しています。
その戦略的な考え方と、
月収100万円を現実にするステップを、
2025年最新版として詳しく解説します。
第1章:中国輸入OEMの仕組みと流れ
OEMで成功するには、
「何をどう進めるか」が重要です。
この章では、
商品選びから納品までの流れを
初心者にもわかるよう
ステップごとに解説します。
■ ステップ①:商品選定
【売れる商品選定の3条件】
- Amazonや楽天でランキング上位
- 商品レビュー数が多い
- 低レビューに改良ポイントを探る
たとえば、
楽天・Amazonで売れてる商品を見つけて、
アリババ(1688.com)で
同じような商品を探すのが王道です。
この際、
中国工場リサーチがかなり重要です
中国工場は、
実績がある工場なら良いわけではありません
しっかり、こちらの要望に寄り添ってくれる
工場かどうか判断する必要があります。
以前、実績があるからと思い、
本発注を依頼したら…
かなり適当な商品を作られた事があります…

要望に寄り添ってくれて
ロットや商品金額・納期など
合格点か確認して
工場を決めます。
■ ステップ②:サンプル発注
良さそうな商品が見つかったら、
すぐに大量発注せず、
まずはサンプルを発注します。

実物を見て、触って、
品質・サイズ感・機能などを確認。
OEMで改良したい点があれば、
このタイミングでチェックしておきます。
■ ステップ③:検品・修正依頼
届いたサンプルに問題があれば
すぐに検品甩の資料を作成。
中国語が出来なくても、
現地パートナーや代行業者を使えば、
日本語で対応してもらえます。

そして、工場とのやり取りが肝心です。
ここを雑にすると、
あとで在庫が全滅…なんてことも。
■ ステップ④:本発注〜納品
検品フローや、
工場とのやりとり・交渉が完了したら、
いよいよ本発注です。
支払い・生産・検品・出荷と進みます。
代行業者に送金する場合は、
代行業者の日本口座に送金します。
中国人パートナーに送金する場合は、
WISEが最も理想的でしょう。

私は長年、国際送金してきましたが、
WISE以外の送金では、
送金限度額がすぐ来たり…
送金が着金するまで数日かかったり…
最悪なのは送金が止まってしまい…
海外の担当者と話すまで、
送金停止が解除されない…
なんて事もありました。。。
英語できないって言うのに…(汗)
この時は50万近く送金して、
確か2週間ぐらい送金停止されてました。
その間返金もされないし…
と言う事で、
WISEが最も理想的だと思います。
輸送方法や納期、梱包形態などは
代行業者・中国工場と
しっかり打ち合わせるのが重要です。
第3章:実際にOEMで失敗した事例とその対策

失敗した事例とその対策
OEMにはチャンスがありますが、
同時にリスクも存在します。
この章では、実際に私が、
経験した失敗例と、
その乗り越え方をご紹介します。
■ 電化製品のOEMで高額トラブル

以前、ある電化製品を
OEMしようとした時のこと。
テスト的に代行会社経由で進めたところ、
サンプル代20万円を請求され、
「それくらいなら…」と支払いました。
しかし、いざ本発注という段階で
提示された見積もりは、まさかの
800万円。。。

代行会社の担当者は、
『Skype通話で最低ロットは、
10000個だと説明した』と言ってきて…
そんな話は聞いた覚えはないし、
最初に、
最低ロットは1000個以上ならやらない
と私は言ってました。
ですが、代行会社の担当者は
勝手に話を進めてしまっていたようで…
さすがにリスクが高すぎると思い、
発注自体をキャンセル…
「これは危険だ」と感じた私は、
自分でアリババ(1688)で
工場をリサーチし直しました。
そして、自分の中国人パートナーと連携し、
直接チャットで交渉。

その結果、
サンプル代はたったの500元
本発注も30万円台に抑えることができました。
しかも品質にも納得のいく内容で、
しっかり利益も出せました。
■ アパレルOEMで品質トラブル
別のケースでは、
シャツのOEMをした際に発生。
届いた商品を見てびっくり。
ポケットが斜め、
着ると猫背になる構造…。

工場が“感覚”で適当に作っていた
ことが発覚しました。
結局、工場を変えて作り直し。
費用も手間も2倍になりました。
■ 突然の“弁護士からの怖い手紙”
「他の販売者も売ってるし、
うちもやってみるか」と
軽い気持ちでOEMした商品。
するとある日、
大手企業の顧問弁護士から
怖い手紙が届きました。

すぐに自分も弁護士を立てて対応し、
弁護士費用40万円で解決…。
※もしも同じ悩みをお持ちなら
私が依頼した弁護士をご紹介します※
受けてくれるかはわかりませんが…
受けてくれたら解決してくれると思います。
お問い合わせフォームからご相談下さい。
■ 税関でストップ!でも逆転

美顔器をOEMし、輸入した際の話。
税関でいきなりストップ。
「法律に抵触する恐れあり」とのこと。

焦りながらもすぐに、
医療薬務課に出向いて、
「これは医療機器ではない」と
説明・説得を行いました。
結果、正式にOKをもらい、
税関に報告 → 無事通関。
第4章:よくある質問
MOQって何個から?


200~1000個です。
運が良ければ
200個からOEM対応してくれる工場もありますが、
基本的には「1000個」
と考えておいた方が
現実的です。
逆に、「うちは1000個以上
からじゃないと無理」
と言ってくる工場は、
話す価値なし
工場が大きい=品質が良い
とは限りません。
むしろ、中規模くらいの
工場の方が、
意欲的で柔軟な対応を
してくれることが多いです
適正な金額で、
こちらの要望に真摯に
応えてくれる工場が
見つかる可能性が高いです
英語・中国語が
できなくても大丈夫?


問題ありません。
代行会社や
信頼できる中国人パートナーがいれば言葉の壁は
クリアできます。
今ならChatGPTがあります。
英語も中国語も
ChatGPTが自然な言葉で
私達に伝えてくれるので
「言葉ができない」は
全く問題ありません。
小ロットでも儲かる?


十分可能です。
根気よく工場をリサーチし
小ロットでも
OEM対応してくれる工場を
見つけられれば、
ちゃんと利益は出ます。
実際、私の経験では、
小ロットに対応してくれる
工場ほど品質が良い傾向
がありました。
ただし…
小ロット=10個とか…
考えているなら
中国輸入はやめた方がいいです。
ロット1000個でもかなり少ないのが現実です。
私は日本でOEMしようとしたら最低ロット10000個は
普通でした。
安い商品でも儲かる?


正直…儲かりません。
シンプルに考えてください
たとえば、100円で仕入れた
商品を800円で売っても、
手元に残る利益は
せいぜい200円くらいです。
100個売って、
たったの2万円の利益。
それなら、
5,000円で仕入れた商品を
15,000円で売って、
1個5,000円の利益を取る方が
圧倒的に効率が良いです。
たった4個売るだけで
2万円の利益です。
さらに、安い商品は
不良品の確率も高いです。
中国でも、
それなりに高い金額なら
良い商品がちゃんと来ます
安さだけで勝負すると、
品質と信頼を失います。
第5章:OEMを続けてきた私の本音

これまでOEMを通じて、
本当にいろんな経験をしてきました。
良いことも、苦い失敗も含めて。
だからこそ、今の私が
本音で伝えたいことがあります。
■ OEMの現実
需要は尽きない
世の中には
似たような商品があふれています。
でも、よく見てください。
「ここがこうだったら…」と
惜しい商品も同じくらい多い。

つまりは、そこに
“改良の余地”があるということ。
そしてその“気付き”こそが、
OEMの本質であり、価値です。
OEMの需要は、
これからも絶対になくなりません。
むしろ増え続けます。
■ 勝ち残るには「中国OEM」一択
「他の国でやれば?」
「日本製なら信頼されるよね?」
そう思う方もいるかもしれません。
でも、私はあえて言います。
日本でOEMするのはおすすめしません。

ロットも金額も高すぎて、
利益どころか赤字になります。
売るときも、
無名ブランドに広告費をかけなければ
まったく売れません。
広告は中国輸入でもかけますが、
日本OEMの商品は仕入れ値も高くなるから
売り値も高くしなければいけません。
高い商品を売る為の広告費は
もちろん高くなります。(激的に高い…)
一方、中国OEMは違います。

・交渉しやすい
・小ロットから対応可能
・ネットとPCさえあれば始められる
圧倒的に個人に向いているんです。
■ OEM以外は、消耗戦です
誰だって儲けたい。

でも、誰でも仕入れられる商品を
ただ右から左へ売るだけでは、
価格競争に巻き込まれて終わります。
アリババにある商品をそのまま売っても、
ライバルは無限に増えるだけ。
一番儲かるのは、
誰も売っていない商品を、
自分だけが売っている状態。
つまり、
OEM以外に勝ち筋はありません。
■ 最後に
もしあなたが今、
「副業で何か始めたい」
「でも何をすればいいかわからない」
そう感じているなら、
中国輸入OEMは本当におすすめです
小さな商品に、
小さな改良を加えるだけで、
あなたのブランドが誕生します。
難しそうに見えても大丈夫。
正しいやり方を知っていれば、
ちゃんと結果は出ます。
中国輸入OEMは、
“誰でも、何も持ってなくても、
小さく始めて、大きく伸ばせる”
そんなビジネスです。
あなたもぜひ、
この可能性に触れてみてください。
